- お遍路って何をするの?
- 弘法大師(空海)ゆかりの四国にある88ヶ所のお寺(札所)を順番に巡る旅。
- 目的は?
- 煩悩を清め、自分自身を見つめ直す「修行」の旅ですが、現代では観光ついでや、スピリチュアルな意味もあり楽しい旅の動機になっています。
- どんな旅?
- 四国の美しい自然や文化に触れながら、自分のペースで、自由に移動手段(徒歩、車、バイクなど)を選んで巡ります。
- ご利益は?
- すべての札所を回り終えると、願いが叶う、功徳が積めるとされています。
要するに、「四国をぐるっと一周する、寺院巡りの冒険旅」です!
どうして私は四国の山奥を目指したのか?

・もともと、母や祖父母が眠る高野山の雰囲気が好きだった(お遍路の起源は真言宗が中心)
・バイクで知り合った方が結願(けつがん:お遍路一周を達成すること)していて、その方の達観したものの考え方に憧れた
・仕事のストレス(これはまた機会があれば話しますが24時間365日怒られ続けた)で喘息を発症し、8年間の結婚生活が終わり、人生のどん底にいる今こそが修行するタイミングだ!と思った
遍路スタイルが「バイク・車中泊」一択の理由

- 自由にお遍路を楽しみたい
- 車中泊でサバイバルな旅を楽しみたい
- 経済的に八十八ヶ所をホテルステイは難しいと感じた
という理由でこのスタイルで行くことにしました。
特に「遍路転がし」と言われる、四国八十八ヶ所巡りの遍路道の中でも、特に険しく厳しい難所の一つ、「阿波(徳島県)の難所 焼山寺」に行ったときはバイクで行ってよかったと思いました。

これらの難所は、巡礼の初期に現れるため、ここで体力を消耗し、遍路を中断する人が多いとも言われています。
発心の道場→菩薩の道場 現在の札所までの全体像

現在59番札所まで6ヶ月かけて”区切り打ち”をしている状況です。
| 通し打ち(とおしうち) | 区切り打ち(くぎりうち) | |
| 巡拝期間 | 一度の連続した長期間 | 複数回に分けた短期間の集まり |
| 特徴 | 途中で中断しない | 途中で帰宅し、後日再開する |
| 体力・時間 | 体力と時間が大きく必要 | 体力と時間を分散できる |
お遍路で気づいた「超ポジティブシンキングの醍醐味」
「ねぇ、最近すごいポジティブじゃない?」
職場の同僚にそう言われ出したのが高知県を回り終えた頃。
お遍路をスタートさせて「自分の弱さ」や「過去のずるい行い」を認め、月に何度もお寺を巡ってきました。お寺の人、街の方々から善意のお接待をいただき、強い感謝の念と他者への信頼を取り戻すことができたのだと思います。
お接待
お接待とは、「同行二人」の信仰に基づき、巡礼中の人々を無償の善意でもてなす四国遍路特有の文化です。
私が道中で出会ったお遍路さんの言葉で、好きな言葉を紹介します。
私ね人が祈っている姿を見るのが本当に好き。だってその瞬間、人はご先祖様とか自分が信じる何か大きな存在の前に立っている。目に見えなくても、その人の中にそれはあって、その瞬間、人ってすっごい謙虚になっているでしょう。日常の鎧を脱いで静かに自分と向き合っている。その短い時間を持とうと思った考えも素晴らしいし、どんな絵画よりも美しいと思ってるんです。私もそうでありたいなって。
徳島県21番札所「太龍寺」で出会ったお遍路さんtomoさん。岩壁の上に鎮座する大師像のギリギリまで近づいて嬉しそうに手を振る。とてもパワフルでキュート。

お遍路はスーパーポジティブシンキング。
どんなこともポジティブに変換する思考の引き出しがたくさんあって、旅を終えると確実に価値観が変わったと実感できます。
お遍路についてのPodcastも配信しています。
ジンきさんと2人で配信しているラジオ。今回は私のお遍路について楽しく話しています。
まとめ
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。
次回は徳島(発心の道場)1番〜23番札所までの車中泊ノウハウや、お遍路初心者でも楽しめる巡り方を書いていきます。
最後にお遍路さんあるあるを一つ。
「手水場に奉納されいる柄杓に推しがいる。」
※私はこの、やましたさんの字体が好きで、どのお寺でもこの方の柄杓を使わせていただいています。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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